この世に生きる理由などないと思っても、結局それがためにひとが生きて活動しているもの、それが美だ。生きようと欲する力だ。

 

 

 

美しくなければ神ではない。ゆえに美学と形而上学は本源的にひとつなのだ。 

 

「その美しさを買われて、神さまとなりました。」

 リルケ「神さまの話」108頁