調子よくやっているときは立派だと誉め、苦難のなかを必死で生きているときは何やってるんだと辱めるのが、人というものだ。そのとき桂冠を与えてくれるのはじぶんしかない。そう言っても、じぶんの思い込みでそう思っていてはいけないと、親ですら言う。そういうのが人生だと、よく心得ていなければならない。