西側との緊張は数十年にわたって形成された=ペスコフ大統領報道官

2022年8月4日, 21:52

ロシアのぺスコフ大統領報道官 - Sputnik 日本, 1920, 04.08.2022

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ロシアのぺスコフ大統領報道官は4日、記者団に対し、北大西洋条約機構(NATO)のアグレッシブな政策は、長年にわたって西側との緊迫した状況を煽ってきたと述べた。

「この状況は数十年にわたって形成された。そして多くの点において、北大西洋条約機構がロシアに対して行ったアグレッシブな政策がその状況を煽った。絶え間なく押し寄せる波のように自分たちの軍事インフラをロシア連邦の国境に近づけながら。これは我われにとってさらなる危険をつくり出し、そのため、これによりロシアは措置を講じなければならなかった」

 

ぺスコフ氏はまた、世界秩序に対する真の脅威は、NATO加盟国によって入念に画策された2014年のウクライナでのクーデターだと指摘した。

 

 

EUは米国に依存しない政策を追求することができない=ロシア外務省

2022年7月30日, 23:13

 

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ロシアのアンドレイ・ルデンコ外務次官は、欧州連合(EU)は米国に依存しない政策を追求することができないとの考えを示した。同氏は、ロシア側がウクライナの中立的地位と引き換えにEUへの加盟にゴーサインを出す準備ができているどうかという質問に答える中でこのように述べた。

「ロシアは原則的に、ウクライナが当初は経済連合として設立されたEUと協力することに反対していたわけではない。もう一つの問題は、EUが、少し前までは独立の兆しを見せていたが、今は米国に依存し、独立した政策をとることがほとんどできなくなっていることだ」

 

また、ルデンコ氏は、ウクライナにEU加盟候補国の地位を与えることは純粋な政治的ジェスチャーであり、EUへの加盟を保証するものではないと述べた。

 

 

 

ペスコフ大統領報道官、ウクライナとの合意が不可能な理由を説明

2022年10月30日, 22:17

ロシアのぺスコフ大統領報道官 - Sputnik 日本, 1920, 30.10.2022

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ロシアのぺスコフ大統領報道官は、ウクライナ情勢の解決に関する決定権はキエフではなくワシントンにあるため、キエフと何かについて話すことはもはや不可能だと表明した。

ペスコフ氏は「決定権がワシントンにあるのは明白だ。たとえば、キエフと何かについて話すことは不可能だ。キエフにはウクライナの合法的な大統領のゼレンスキー氏がおり、同氏と何らかの合意に達することは可能ではあるが、3月の経験に基づくと、それらの合意は何の価値もない。なぜなら外部からの指図によってそれらは即座に取り消される可能性があるからだ」と述べた。

ペスコフ氏はまた、有識者会議「ヴァルダイ国際討論クラブ」の会合で行われたロシアのプーチン大統領の演説の重要性を指摘した。

「これは大統領の非常に重要なメッセージだ。非常に重要だ」

 

 

【視点】プーチン大統領は、世界における西側支配の時代は過ぎ去りつつあると述べた。西側はどのような反応を示す可能性があるか? 昨日, 10:30)

 

またペスコフ氏は、ロシアの立場を辛抱強く米国に伝え続ける必要性について語った。

「何かで成果をあげることができなかったり、何かがうまくいかないこともあるかもしれないが、われわれは誰かの従属国になることはできない。これは不可能だ。そしてこれこそがわれわれの利益を擁護するということの保証である