その者が上品か下品かは笑い声に出る。それでゆくと、その生が重んじられる人間は多くはいない。ぼくがいま、コロナワクチンというような由々しき話題に興味が無くなっているのは、救ってやるべきような人間がどれほどいるだろうか、という思いが表に出てきているからだ。八割の人間が打ちつづけ、同割の人間が反ロシアだという。ぼくはもううんざりで、そんな者らのことは知ったことか、という心境に、とっくになってしまっているのだ。