成果を出すには敬意を持ってロシアと対話することが必要=仏大統領

2022年9月23日, 13:29 (更新: 2022年9月23日, 13:30)

成果を出すには敬意を持ってロシアと対話することが必要=仏大統領 - Sputnik 日本, 1920, 23.09.2022

© AP Photo / Markus Schreiber

フランスのエマニュエル・マクロン大統領は、敬意をもってロシアと対話することが効果的で、最終的には結果をもたらすことになると表明した。米CNNテレビの取材に応じた中で発言した。

マクロン大統領はプーチン大統領との長時間にわたる生産的な会談について問われた中で、「そうした会話をする際、敬意をもって接し、その先の道を探ることはより効果的である」と発言した。

こうした成果の一つとしてマクロン大統領はザポリージャ(ザポロジエ)原子力発電所に国際専門家チームを派遣するまでに行われた交渉を指摘した。同原発は3月以降、ロシア軍の管理下にある。

 

 

 

 

 

国連は妥協を模索する組織、自分の願いを叶える場ではない=露外務省

2022年9月23日, 15:30 (更新: 2022年9月23日, 16:23)

 

© The Ministry of Foreign Affairs of the Russian Federation

国連は西側の願いを叶えるための金魚(ロシア民話で金魚は願い事を叶える生き物として知られている:スプートニク通信)ではなく、 妥協を模索するための組織であり、安全保障理事会の改革は西側の利益を優先して行うべきではない。ロシア外務省のマリア・ザハロワ報道官が表明した。

ザハロワ報道官は国営放送「ロシア1」の番組で、国連安保理の改革を要求する西側の主張に反発した。その中で次のように発言した。

「国連は正気ではない人たちの気まぐれを叶えるための金魚ではない、自らの病的な願いを叶えるために使用してはいけない。国連は合意の組織であり、国際法に則ったルールを考案する組織であり、妥協を模索し、世界の崩壊とカオスを許さないために対話をする場である」

 

報道官は安保理の改革について、西側の指導者たちの利益のために行うべきではないとした。

 

「仮にドイツが国連安保理常任理事国入りを要求するのであれば、これはどうなるのか。独立していない国、米国のサテライト国がまた増えるだけでないか。あそこには米軍基地がある。一方、その他の大陸、アフリカ、アジアは全くもって代表されていない」

 

先にマダガスカル外務省はスプートニク通信の取材に応じた中で、アフリカの関与を強化する形での国連安保理改革を主張した。