森有正はリルケの愛読者であり、思想的に深い影響を受けた。「リルケのレゾナンス(共鳴)」とじぶんで言っている。リルケの言葉も同じ作用をぼくにすることをこのところ言ったから、ここで書いたこともよく納得できる。

 

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きょうは どうしたわけか、過去の人間関係が、もともと関係などではなかった経験として、きれいに清算されているのを感じている。 ぼくのなかのなにが鎮まったのか、どうして静まったのか、その探究はアバウトでよい。 きのう、森有正の文に再開したことの作用であろう、と言っておくことが、表向きにはよいし、しかも嘘ではないことである。