2022.4.27 3:50


一言申し上げなければ気持が鎮まらないので、つぎのことを申します。

人徳のある者には皆が甘える。人徳のある者の価値を覚え、慎む者は、少数である。 
 露国の指導者に、現在、日本の知識者たちは感情的に言いたい放題ですが、それは、かれの人徳を心底で感じ、甘えているからであって、同じことを、歴史認識で押してくる中国の指導者にはできないでしょう。よく恥ずかしくないものだと思います。いじめの心理は、相手が良い人間だということを見込み、当てにしての、甘えであるということが、今回、よく確かめられました。 論評のなかで、人格的中傷までしているのはどういうことでしょうか。日本の知識者のレベルはこういうものだったのでしょうか。情報の半分を遮断した上で、一方向的な情報と見方のみを、公の公平な見解であるとして市民に提供しても、…禍や遺伝子作用薬の情報操作で、市民も懲りていますから、今度の紛争では、双方の情報や見解を公平に提供して、じぶんの判断や見方を各市民が形成できるようにしていただきたいと思います。そうでなければ、この時代、同盟側の提供するものだからこそ、信頼が置けない、という態度に到らざるを得ません。中国にたいする警戒から、同盟国の力も必要となるでしょうが、市民がこれほど公共を信頼しなくなった時代も初めてではないかと思います。個々の生活上の御世話には非常に感謝しておりますが、これとはまた別次元の、国民としての、申さずにはいられないことを、この「意見」で申し上げました。なにとぞ賢明な国際的なご配慮をしていただき、付和雷同的な連盟関係に陥って日本の真の国益を壊さぬよう、おねがい申し上げます。

 

23:33


今日未明(3:50)の「意見」に関し尚付け加えたいことがあります。私の父の兄はノモンハンでソ連軍と戦い戦死し、靖国神社に奉られております。大昔のこと故、もちろん、幼い父しかその兄を知りません。親族からそういう英霊を出した家の者である私が、日露親善を思うのも、何かの縁かも知れません。これまで安倍先生を代表に、丹精込めて培われてきた日露の良い関係が、米国の号令で瞬時に瓦解するのに、日本も嬉々として加担するのは、まことに情けないかぎりであり、米国も日本を心底で軽蔑しきっているでしょう。露国は大文化国であり、露国を愛する日本人も、日本を愛する露国人同様、多いのに、何も学んだ経験も無い日本の若年の世代が、いまのマスコミの統制された情報のイメージに乗って、こともあろうに一般の露国人にまで根も葉もない先入見を抱くのを、政府も放任するばかりか助長する観もあるとは、何たることでしょうか。いまの日本の知識者も、教養の無いのには呆れます。英国や仏国の政治にも、私は幻滅しきっています。いまいちど、文化的・人間的な主導力と自立性ある日本の行動へと巻き直しをしてもらいたいと念じるのは、いまの方々には、数年前から、期待しすぎというものであろうかと思いつつも、なおここに私の本念を表明させていただくものです。

 

4.28 2:52

 

私の、昨日の二篇の意見の総括的結論を申します。

争いがなければ争いを故意につくりだすことによって操業し続ける軍産複合体国家米国および西側諸国連合に、ただ従っているだけでは、日本はだめだということです。いまや、その、仮想敵国を想定しつづける自由主義の現実的正体がはっきりしてきたのですから。日本の役割は、いまの逸脱した自由主義の現実を、本来の人間的理念に近づけ戻すことにあると思います。本来の自由主義の哲学を、そのためにこそ学ぶ必要が、日本にはあります。そして、真の人間主義のために行動することです。いまのEUと米国の立場に、いつまでも無理に日本が合わせていてどうするのですか。無理に露国を日本が排除してどうするのですか。いつまで、後戻りするのが至難の虚偽を国民の前に重ねてゆくのですか。それらを矯正するのが日本の役割ではないですか。日本にそのような国際的な舵取りができるかどうか、ではなく、しなければ、日本の将来はありません。