じぶんが上位の者だと思うなら、下位の者らと話し込んではならない。それらの者はそれらに応じた世界に住んでいて、ぼくの世界とはちがうのだ。おまえはそれならそれらの世界に入って住む気があるか。はじめから合わせたような口を利いてはならない。おまえには復讐しか来ないぞ。これはぼくが過去のことを思いだして多量に確かめたことだ。 

 

 

これはいまごろ気づいている、ぼくにたいする、ぼくのための、根本的な訓である。ぼくはぼくのままでよいのだ。他の、引き込もうとする評価に気を惑わすな。亡霊がじぶんたちの世界に生者を引き込もうとするのとおなじだ。おまえと他の者たちはそれほどの差があるのだ。 

 

 

ぼくのなかのなにかが大きく安らいだ。