ヒュペーリオンを徹夜で読みきったが、これは多くの創作の原型になっていると思った。難解な詩人という感じがあったので、いままで敬遠し、遠い存在のように思い、概説書で勉強するに留めていたが、やはり読む時期、つながる時期というものがあったのだ。それにしても遅い邂逅だったとは言える。ぼくの本質とかれこそは照らし合う魂だったのだから。ぼくのほうが前提経験を得なければならなかったのだ。確認したことは、ここではまだ言わない。