かなり信頼していた人間たちから心を傷つけられるという経験をぼくは過去にあまりにも多くしてきたので、そういう人間たちの整理を、このところしている。 それは、その過去の人間たちを、ぼくがこれまで経験に基づいて積み上げてきた見地から、妥当に認識し直すということである。 

 

 

幻滅を通しての他者認識によって、ぼくは自分の価値を知り、正しく自立するに至る。