翻訳作業は、精神を独特に集中させることによって、自分の精神の世界を回復させるという功徳がある。 作業内容が問題であるのではない。 自分を繫いでおく精神の磁力を生じさせるのだ。 機械作業ではなく、精神の直観作用を働かせるのだから。