そういう人間が、そういう人間のままで、いい人間関係に入れるわけがない。むしがよすぎる。 人間は、その前で自分を懺悔する神を介してのほかは、思うような人間関係には入れない。 双方とも神に面する人間であるような人間の間にしか、思うような人間関係は生まれない。 

 

 

 

とくに、日本人は、その、神を知らない軽口によって、不幸になり、しかもそれに気づかない。 神を言いながら、神を知らない。