わたしはふつつかなしもべです。すべきこともできません。

 

こう言って神とともにあるのがいちばんいい。 

 

 

 

人間関係が完璧にうまくいったと思うと、それについて自慢と執着が生じ、神という避け処への意識がうすれてしまう。 人間関係の挫折は、神に沈潜させる限界状況である。 神と共に独りであることのできる者のみが、均衡のある人間関係をいとなむことができる。