人間だから不完全でいいのだ。できるかぎりのことはするが。完璧なことをすると、かえってそのあと人間の均衡をくずす。後ろめたさが残るくらいがちょうどよい。それで、不完全な人間のバランスが保たれる。 

 

 

本質的なことはほかにあり、それをこそ、おろそかにしてはならない。