ヤスパースが実存的決断ということを言うが、そういうものに高まる自覚なしに次から次へと行為を決定して為してゆく連続に我々は生きている。ときどきはそういう連続を反省して、その責任を痛感することが、実存的決断の相関者ではなかろうか。 

 

 

 

それから、徹底的な学としての哲学に腰を据えて取り組むという気構えだけは大事にして、自分を変容させよう。これこそほんとうのエリート意識の完成だ。