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きみはこの楽譜から、よく、あの夢幻世界を引き出せるものだ。どちらが先なのかな。 ぼくがじぶんで弾いて思うのはそれだな。 

 

ぼくはきみの魂の泉から毎日汲んで飲むんだ。 

 

 

落ち着いて聴けたときには、きみをほんとうによく信頼できる。つまり きみはいつもそういうひとなんだ。演奏にきみの実相が籠められている。 音楽は人間への信頼をしめすものだね。そういう音楽を聴いたら愛に忠実でなければならない。  どんなにほかの人間どもに幻滅しようと。