これを読んでくださっているほどの方のことではなく、ぼくが過去に接した女性たちのことが結晶してこういう言葉が現われた。たぶん古典的な言葉だろうと思うが。こう言っても彼女らに不服はないであろう。ほんらい主として崇めるべき男性にどれほど不快をあたえてきたかをおもえば。 

 

 

ほんとうに賢い女性なら、男性が思うほどのことなら、なにか深い意味があるにちがいない、とかんがえ、男性にたいして慎ましさをうしなわないだろう。

 

 

 

こう言い放って、ぼくは瞬時に落ち着いた。やはり男はこうでなくては。

 

 

節題で「愚か」という言葉を使おうかと思ったが、愚かであることはかならずしも否定的意味のことではない。女性は、じぶんは賢いと思った瞬間に「馬鹿」になるのである。

 

 

 

つまらない男のことなど、ぼくはいま かんがえていない。 国民に責任をとらない いまの政府の男たちなんて最低ではないか。

 

 

 

(じぶんを賢いと思っている女性とは、男をじぶんの下に見たがる女性、すなわち、男をじぶんの判断力・評価力に負えるものと見做す、すべての女性のことである。こういう女性は、一生、幸福にはならない。)