最低の人間がこの世はいすぎるから、為政者もそういう人間の生命を尊重する気にならないのじゃないかな。尊厳なんてありようがなく、ひとの尊厳を壊す者を、ぼくなら身体的に殺すのみならず、その霊をも殺さずには済まないだろうから。 

 

これは絶対的に確言しておく。冗談では済まないことを冗談のように言って済ませると思っている者にたいしては、正面から斬り殺すのみ。ぼくは、念の刀で殺すことを覚えようと思っている。

 

世のなかにはね、見すごしにできないことがあるんだよ。小さなことじゃないんだ。それを、小さなこと、小さなこと、と、俗物教育で吹き込まれてきた。俗物になるつもりなら、尊厳のない人間になるなら、そういう者のことはぼくは知らない。しかし俗物のあまり他者に無礼な言動に及ぶ者は、正面から叩き斬ってやる。

 

 

ぼくは正義の殺人鬼なのだ。こういう鬼は永遠に不滅だ。無礼な人間がいるかぎり。