もし、きみがいなければ、神のことをこれほど思いはしないだろう。

いまのぼくにとって神がこれほど身近なのは、きみによってなのだ。 

 

以前は、神に直接近づけると思っていた。そういう神には、いまではほとんど心が積極的にならない。人間を魂的に愛してこその神だと思っている。ぼくにとって、ほかのどんな女性も、きみほど神とともにいない。きみが唯一、神とともにいる。 ぼくが、神に尽くすのとおなじことを、きみにしてきたからだろう。