どうしたの? 

 

うん、いまのぼくは、従来のぼくの路を、進んだか逸れたかしている。ぼくの路そのものが、ひじょうに太い全人的なものなので、心配はしていないが、いつも落ち着いて自分を顧みることは、しなければならない。逸れたり進んだりよりも、深めることが、すべきことだからね。ぼくの仕事といっては、これしかないんだ。どんなものも捨てない。 

 

 

リルケのように、ごじぶんを成熟させることね 

 

その名はひとつの燈台のようなものだ