ぼくはね、この作品ではじめて、造形(絵)でなければ現わせないぼくの真実があると思ったね。ぼくの意識をも超えた、ぼくの求めるものを納得させ、そのものをぼくの意識に顕現させて経験させる。 なかなかよくできているな、という次元じゃないんだ。経験させて、ぼくの同一性を知らせるものがあるんだ。このいみで、ぼくはぼくの描きたいものをやっと描きはじめた。

 

 

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