日本という社会に生きることには、「人間」として生きることにたいする抑圧、すなわち奉仕や服従への強制を、どこかで感じさせるものがある。日本的人間主義のようなものがあり、人間主義を謳っている者でも、どこかでこの日本性を温存し、ことあると、それを自己主張と他者審判として噴出させる。すなわち、自己を未熟で幼稚なままにさせておく国なのである。 

 

 

そういうものに、ぼくは最終的な撃滅戦を宣言した。