どんなつまらぬ(実体の無い)人間も、口応えだけはする。人格力をもって。 実体をつくれないのではない、つくらないのだ。そういう人間の人格力ほど、得体の知れないものはない。ぼくはかかわりたくない。 

 

 責任のもてない言葉を発して、その人格力のおかげで効力だけはある。これを破壊という。 

 

 

 

じぶんの実体をつくる責任感と結びつかないかぎり、自尊心は百害あって一利なしだ。それは悪魔の子だ。