うん、そうだな。そうしなければ人間は落ち着かないと思う。それは自分に従うということと全く等しい。しかしいま、ぼくいがいに誰がそれを正しく感得しているだろうか。どうもぼくもまだそれを言葉に表せないのだ。ただ、「運命愛」よりもこのほうが自己に密着している。

 

言葉で表わせないほど実践的なのだろう。 

 

 

 

運命は、愛するものであるよりも、自分の運命なのだから、信頼するものだ。