ぼく自身が、ぼくにとって絶対的な問題であり課題なのだ。ぼくという問題を解決するか克服するのはぼくしかいない。ほかの人間になってどうするのだ。この絶対性の前で、たとえば「人生は一度」という思念は、思念の名にも値するか。