広大無辺な視点からものを言っているつもりの者は、人間感情について知覚にも至っていない、良く言ってただ粗雑な者である場合が多い。

 

 

 

人間意識の分析家を自任する者には、ただ偉大さへの感覚が欠けているだけの者が多い。そしてそれゆえに、じぶんの意識の判定力に途方もなくうぬ惚れ、幼稚この上もなく唯我独尊なのである。