「愛と思索」はぼくの主題そのものであることの確認として 



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ぼくは高田博厚をなによりも思索家ととらえており、評価もこの点からである。 

 


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愛とは、離れていると苦しいと感じること。これは必然の理である。それを引き受けるところに信仰が生まれる。思索は、この分離感覚を埋めようとする反省となる。 感覚の探求が思索だ。 

 

愛の思索は必然的に形而上的思索となる。感覚から分離されず感覚を掘り下げる思索である。

 

 

マルセルも高田博厚も、ぼくもこの路をゆく。