これは仕方のないことであり、ある意味健全なことである。だから、自分教を本物にするしか路はない。これを怠って自惚れている者を、ぼくは地獄に突き落としてやろう。ゆるすことはできないから。ぼくが傷つけられてきた怨念から、言う。 そう、ぼくにはそういう執拗に持続する怨念がある。これを認め、この事実を公開しよう。 ぼくは、ぼくのような存在にたいする侮辱を、ぜったいにゆるさないから。ぼくの自尊心に触れるどんなことも覚えている。

 

真に謙虚に自分の良識研磨に努力しないことのみが罪である。

 

ぼくはこの単純な真理をずっと言っているのである。

 

 

 

 

ここで、侮辱はゆるさないことを断言して、急速に気持が楽になった。記念すべき節となった。 

 

 

侮辱だと思うことにたいしてぼくが妥協する必要は無いんだ。これまでも内心は妥協しなかったように (外見だけ冷静にしてみせたことは、 ぼくの意志の強さであっても、誤解させるだけだったのだから)。