日常的に軽口や冗談混じりに、ひとの自尊心をおちょくる習慣のある者は、やがて嫉妬からの皮肉ややっかみ口で利くようになる言葉をも、同列のもののつもりで発するようになり、じぶんで言葉の質の推移に気づかない。こうして、その者は、せいぜい情けで表現して 無自覚に、大地獄に落ちることになる。じぶんの責任なのである。