いまさら言うのも何だが、愛とは、ほかのすべてを知らなくても問題ではないと思うような専一的価値である。 

 

愛を知ることは ほかのすべてを知ることに優る。この専一的価値の経験こそ愛の経験であり、愛を知ることである。

 

 

 

 

 

 

他事 

 

ぼくが気をつけなければならないのは、ぼくの意識の強固さのために、ふつうなら障碍になるようなことも大したことはないと思い、誤ったメッセージをおくってしまうことである。 

 

 

通常者(正常者)とは何であろうか。じぶんの愚かさを知るに至っていないだけの、かろうじて社会で通用しているつもりの者にすぎない。