およそ、他に感動をあたえるようなことを自ら為しもせずに、批判や評論によって他を変えようとする者は、最も低い次元の人間である。その意図は実現されるはずもないのに、そういうものに応じようとする者もまた、低い次元に引っ掛っているのである。勿論、後者は、それに気づけば即座にそういう次元から脱却できる。前者はどうしようもない身の程知らずであり、正気の狂人の類である。 

 

真の感動の乏しいこの世で、そういう次元の低い者らが大多数なので、この狂気がそれほど気づかれない。アブノーマル・スタンダードと云うべきか。