初再呈示。 こういう重要なものを思いだした。再読に価する。

高田博厚の「幸福」観と寸毫も違わない。



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原書280頁 

 

「 幸福とは、自己が自己自身に現前する或る仕方のことではないのか? そして、私が私自身に現前するほど、他者も私にとって実存するのである。これが、私が意志というものに関連して話してきた内的共有というものであって、内的共有が意志を可能にするのである。意志すること、それは、行動以前に分割されないことに成功することである。もし、私が行動以前に自分を或る仕方で眺めるならば、私の意志は万事休すなのである。その場合、せいぜい私は自分からひとつの仕草を引き出すだけであり、私の最も深いものは、この仕草を容認しないだろう。」 

 

 

こういう文章にぼくは出会いたかった!