偉大な人間は、何も知っていなくても、何の面白い処がなくても、偉大なのだ。凡物は、偉大さの本質を知らないのに、外的特徴で偉大かどうかを〈判断〉するという越権を、ここでもやらかす。偉大な者は、偉大な者自身と、(同様に)偉大な者にしか分からない。