人間は、多少の善意を持っていても、自分の理解力への自惚れのために、すべてを御破算にするのである。 

 

 善意を持っているだけでは何ものでもない。有限なりに正しい理解力の途上にいるのでなければならない。すなわち、魂の遇し方を知らねばならない。