ぼくほど対人関係において最初からの距離が一貫している者はいない。最初に感じたままの距離に忠実である。これはぼくが自分を欺かないからである。日本においては誰にでもできることではない。ぼくは態度を変えるのではない。最初の距離感が変わることはない。体裁が無くなるだけである。 

 

 

それを思えば、ぼくの人生に、対人関係におけるしくじりは無い。すべてぼくの本音が現われたものである。体裁や恣意的嗜好は続かない。