ロマン・ロランの言葉は、神の言葉より神の言葉である。現代ではそれに感じる者は例外者のなかにしかいない。 



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「友という美しい名称を人は使いすぎるけれども、実際には、人生ではほとんど一人の友しか得られないのである。それを得る者はきわめて稀である。」   

 

「芸術は――(他のものと同じく)――不幸を通してのみ理解される。不幸は試金石である。それによってはじめて、幾世紀を通り越してきた者、死よりも強きものを識る。これを耐え抜く者はきわめて少ない。・・・ 誰が残り得るか? 世の中の美も苦悩の指で叩かれるとき、いかに空虚に響くことか!」 

 

       『ジャン・クリストフ』第九巻   

 

 

裕美ちゃんの芸術は、ほかの音楽はなにも要らない、と、ぼくを感動させ、真の芸術はどういうものかを知らせてくれる。