だから、じぶんにとって善い魂が じぶんの想像力のなかで現出するようにしなければならない。 それが、この世にたいする砦であり、愛である。 

 

 

想像力は、マルセル的間(相互)主体性のなかに、完全に組み込まれている。

 

 

これが、いま、忽然としてぼくのなかに生じた、存在論的転換である。 

 

 

魂そのものが相互主体的なものであり、われわれが想像力と呼んでいる海のなかで現出し、主体に滲透しているのである。 他者の魂は生きている。 ただ主体のなかにあるのではなく、主体を包んで在るのである。