小休止、ずいぶんつづいてるんだな。

そうでした、マルセルさんの「形而上日記」を読み終えて解放されたこともすっかり意識しなくなっていた。 

 

とにかくチョコレートがおいしそうで、みるだけで幸福な味と雰囲気がよみがえり癒されるので再録。いやな記憶はここには追っかけてこない。そういう単純だが全体的に包み込む幸福が人生には不可欠だ。



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あなた、最近、心身が軽くなったんじゃないの? 

 

そう、マルセルさんの形而上日記を、いちおう最後まで読みきったことでね、長年の、「異変」以前から抱えていた重しがとれたんだよ。これはたいへん大きなことだね。 いまのまま自由にものをかんがえてよいことになった。解放されたよ。おおきな後ろ盾を得てね。遅くも早くもなく。ぼくにとってのマルセルさんは、こんなに重くて、ぼく自身の経験の蓄積を要したんだ。このこと自体が、ぼくの個性だよね。 

 リルケに没入しようと思う。   

 

 

 

 

ところで、ひと足お先に、今年はこういうチョコレートをいただきました。いつもどうもありがとう。

 

どういたしまして。 

 

この箱の絵、よく描かれているなと、気に入ってるんだ。奥に、開放的な街景を望みながら、お喋りし合っている人物がいて、手前に、一瞬、退屈そうな独りの人物の配置で、おや? と思うんだけど、よくみると、猫を見遣っていて、しかもテーブルの上には読みかけの本が山積みで、読書の最中。それぞれがじぶんの充実した時を過ごしていて、さすがフランスの風情、という絵でした。

 

日本もこういう感じになるといいわね。