怒りは、原初的には、自分をないがしろにすることにたいして自分自身に向かって起こるものである。

自尊のない者は他に尽くせない。自分を優先することによってはじめて行動の秩序がみえてくる。日本ではこういう態度は世間的に評価されないが、だから日本人が自己を現実に生きられない大きな要因になっている。 

自己犠牲は何も生まない。怒りは、自己犠牲のばかばかしさにたいす

る怒りである。日常的にこの怒りを結果する謙譲行為は止めなければならない。怒りは、建設的な生への覚醒である。 

 

 

 

 

東京人がじぶん優先なのはよい。しかしそこには他者の自尊心への尊重と距離感が欠けている。つまり傲慢なのである。