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怒りを克服したと思っている者は、たいてい、愛も感じなくなっているのではないか。 愛があるから怒りをおぼえる。このような怒りは、愛そのものに留まる修練を長く重ねることによって、魂を城砦化することによってしか、自分から離すことはできない。

 

 

 

 

神への祈りは、そういう自分の意志への祈りである。 この意志は、神を必然的に定立し、この神に祈る。 愛のあるところ神もまた在る。