集中力は、内容に沈潜できるものが認められるときに自ずと生じるので、集中力そのものの有無を論じたり気に懸けるにはおよばない。

 

集中しているときには行為の流れが遅く感じる。 

 

美しく意味深い響きの基礎は、一音一音に集中(丁寧に沈潜)していることである、という哲学をぼくは持てそうである。 

 

 

忙しい気持は集中の対極である。