どうしたの?
うん、ぼくがピアノを弾くようになったのも、必然かもなあ、って思ってね。ぼくの周りや近くに、ピアノを弾くひとっていうのは、しばしば居て、ぼくはそれとは縁遠い生活をしていたものだから、自分からは自己主張しないそういうひとびとへの関心や思い遣りが足らなかったなあ、って、じぶんで弾くようになってから ずっと反省しているんだ。 自己主張しないで自分の世界を地道に培っている そういうひとびとこそ、かけがえのない世界の宝なんだ。 きみと出逢ったことは、ぼくを、そういう沈黙の魂の世界に、決定的に開かせてくれたんだよ。ただ理念としてでなく 現実にね。
わたしもそういうあなたの変化にお役に立てたのなら嬉しいわ。
役に立ったなんて! きみそのものが、ぼくの「信仰」を「人間」にしてくれた。きみが、ぼくの、「聖なる目的」なのだよ