愛は絶対的な平和であるが、この世においては、愛のもたらすものにたいして邪魔が入る。恩寵が妨害される。だから愛に生きることは この世では闘争なのである。或る哲学者が言うように 愛する者どうしの闘争ではなくて、愛の恩寵を妨害するこの世の作用にたいする闘争である。腹の据わった戦いをし、愛を生きねばならぬ。 恩寵が失われていないように自分を整えること。   

 

 

聖なる信念に合理的に凝り固まること。これは一つの決断である。積極的な思いと心中するつもりで。

 

(合理的: 後悔のような無駄な思いを捨て、生産的な思いのみを身に帯びること)