深い静謐から生まれてくる音楽。きみの音楽を形容するにはこう言わなければならない。これは「品格」の定義ともなっている。 

 

きみのインディーズと、「きっと忘れない」を聴けば、ぼくの言う意味が直にわかる。 

 

 

きみはいつも、「深い静謐」に聴き入り、そこに身を置き得ているのだと思う。多くの者が志向していても、きみのようにはできないことだとぼくは感得する。 きみはじつにそれを堂々と実現している。感服する。

 

きみには、揺るがないもの、やり遂げる意志、気概を感じる。尊敬する。

生半可な技術的達成度や魂の入れ方ではない。

 

 

これだけのことが実感できれば、ほかのことはどうでも、ぼくは自分の生活に満足だ。 ぼくにとって、美とは、魂とは、そういうものだ。