身心合一だなどというが、意味を履き違えてはならない。身体の欲求と魂の欲求とは異なる。無条件にその都度の欲求に従ってはならない。論理的に欲求を制御するものは何もない。どちらの欲求を常に優先させるかを、その都度判断しなければならない。身心合一である自分を、身体の次元に吸収させるのか、魂の次元に吸収させるのか、それがその都度分岐点なのである。その後に生きる次元が異なってくる。

 

 

 

メーヌ・ド・ビランの教えが蘇った。