マルセルによる有名な区別で、問題化できるものと問題化できないもの、というものがある。この区別は、人間としてわきまえるべきものであり、その問題化できないものが霊的な愛である。それを、可能性としてでも推察できるなら、一歩手前のところで対応するにとどめるべきである。