ぼくは この世の原理がこんなに不気味だとは予想しなかった。自然に素朴にこの世に信頼して生きていた。しかしそれは間違っていた。いまその気づく顚末をここで繰り返しはしない。いまとなっては、これに気づくのは哲学者の義務ですらあったと思っている。 

 

だからこそ、魂への配慮と、魂が求めるものへの信仰は、人間であるための条件なのだ。 きみと一緒にいたい。 実在的に、魂の根源において。