ぼくは知っている 

 

ぼくがきみの演奏を聴くたびに きみが恋しくてたまらなくなり 

 

そのまま ここで きみに おーい と叫ぶとき 

 

黙ったまま きみに叫ぶとき 

 

きみは、 あら あのひとが わたしを呼んでいるわ、 と 

 

かならず気づき おなじおもいを 

 

ぼくにかえしてくれることを