人間は、自分自身のことについてすら、少し時が経過すると、あそこまでしなくてよかった、と、〈反省〉する。 しかし問題の刹那での同じ経験が再び起こると、瞬時に、いや、あそこまでしたのは全く当然で正しかった、と、自分を肯定する。 人間の〈反省〉なるものはその程度の、自分についてすら、まことに自分勝手なものであって、まして、他者にたいする評価・批判が、どれほど法外な自惚れのあらわれであることか。 これに気づくことこそ、「反省」というものである。
問題の「状況」を離れることが 反省の力であり、同時に反省の無力さである。
ぼくは、「教育」ということで、「思想・芸術」を解している。そのつもりで書いてゆく。
それはすなわち「自分を彫る」ことである。それに集中する。