愛とはどういうものか、それを愛以前に知っている者はひとりもいない。それなのに、愛以前に愛はこういうものだという先入観を持っている者が殆どだ。そういう者は、他を裁いているつもりが、自分が必ず裁かれる。 

 

 

ぼくがぼく自身の本心の動機から為した言動は、ぼくにとってもすべてにとっても、最善の結果をもたらすことを、実感している。 ぼくの路は孤独なものであり、ぼくしか歩めない。 

 

 

 

ぼくは最近、生まれてこのかた経験したことのないくらい、直接的に腹の立つことがあった。 ぼくはそれを処理した。 これはまず、ぼく自身による、ぼくの、自分自身への解放となった。 そして、仲間意識というものは、ぼくには全く無い。 だから、その上、他が、その意識からぼくを出すなら、それはぼくの解放の完成を意味するのみなのである。 

 

 

ありのままのぼくを信頼できるような器量のある人間は、めったにいるものではない。